説明
ただのネイビーパンツでは絶対に満足できないあなたへ。
1981年、パリ・コレクションに彗星のごとく現れ、当時のファッション界の常識を根底から覆したCOMME des GARCONS(コムデギャルソン)。デザイナーである川久保玲氏の哲学は、「まだ誰も見たことのない服を作る」という強烈な反骨精神にあります。
90年代半ばのオム プリュスは、クラシックなテーラリングの枠組みの中に、意表を突く素材やギミックを忍ばせるアプローチが際立っていた黄金期。このパンツも、その哲学を完璧に体現しています。
その中でも「Homme Plus(オム プリュス)」と呼ばれるラインは、1984年のスタート以来、ギャルソンのメンズにおける最高峰のランウェイラインとして君臨し続けています。伝統的なメンズウェアのルールを解体し、再構築することで生まれる服は、世界中のクリエイターや熱狂的なファンを虜にしてきました。
このパンツの最大の真髄は、外からは見えない裏地のキルティングにあります。
キルティングは単なる防寒目的ではありません。裏に中綿の層があることで生地全体に強烈なハリが生まれ、脚を通した瞬間に空気を孕んだような立体的なシルエットが出来上がります。重力に逆らうようなこの独特のフォルムは、ギャルソンでしか味わえません。
外観はミニマルで美しいネイビーのスラックス。しかし、穿いている本人だけがその温もりと、内に秘めた特別な構造を知っている。これこそが、川久保玲氏による着る人のためのデザインです。
合わせる服は、シンプルなニットやシャツで十分です。パンツ自体が静かなオーラと構造を持っているため、それだけでスタイリングが完成してしまいます。
96年のパリの空気を纏うこの特別なアーカイブを、ぜひご自身のワードローブに迎えてみてください。
Size
ウエスト41cm 股上28cm 腿幅32cm 股下76cm 裾幅20.5cm
Material
Cotton 100%
【状態に関する特記事項】 年代物として全体的なコンディションは良好ですが、ヒップ部分に3ミリ程度の微細な小穴が見受けられます。









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